拍手お礼・・・S様、コメントをありがとうございましたv
情報も頂き、ありがとうございましたv
大向こうの堀越さん、この方の声、聞いたことがあることに気付きました。
お若い方だったんですねぇ(笑)
(いつもの小父さんだ、なんて言ってたのに・・・失礼しました(爆))
このよろず板やら、某雑想記(笑)を見て、
歌舞伎に興味を持っていただけるのは、本当に嬉しいことですv
歌舞伎は敷居が高い、と仰る方が沢山いらっしゃいますよね。
テレビで放映されているのを、ちょっと興味が出て見てみたけど、
さっぱりわかんない~!てなこともあったのでは?(笑)
敷居が高いやら、なにやら、敬遠されるその原因の一つに、
「台詞がわかりづらい」
というのがあるかと思われます。
確かにねぇ~(笑)
昔の言葉遣いですし、語呂あわせやら言葉遊びやらも混じってますしね。
長唄も、なに言ってんだか、さっぱり・・・。
かく言う私も、最初の頃なんざ、頭の中「?」だらけでした(笑)
役者が台詞を言い、その続きを長唄で歌ったり、
長唄から始まって、続きを役者が台詞で言ったり、
情景描写が長唄で唄われていて、言葉の説明がなるでなかったり。
そりゃ、わからんて(笑)
わかるようにするには、慣れるしかない、慣れるには、じゃあ、どうするか?
これがねぇ・・・通うしかない(笑)
何回も見て、慣れるしかないんですわ・・・(笑)
で、ちょっとした情報をこちらから(笑)
6月に博多座大歌舞伎、がございます。
その夜の部の「鬼平犯科帳・大川の隠居」、
これは初心者向けかな、と思います。
原作が、池波正太郎さんの時代小説なので、
台詞も、分かりやすいのではないかな。
主役の、鬼平こと、長谷川平蔵を、中村吉右衛門丈が演じます。
テレビ時代劇にもなりましたしね。
きっちゃんの、当り役、というより原作者が望んで演じたお役です。
かっこよくて当たり前(笑)
奥方の久栄を、中村福助丈が演ります。きっと綺麗だよ~v
私も見たいけど、さすがに博多には行けないよ~。
くちおしや、くちおしや・・・(爆)
ちなみに、あらかじめ、あらすじを読んで行くと、もっとわかりやすいかな。
「歌舞伎美人」という松竹さんのサイトに行ってみてください(笑)
演目と観どころなど、載ってます。
それでは、長々と、ごめんなぃ。(笑)
二日続けて、歌舞伎の話でごめん(笑)
世に、歌舞伎の名台詞、ってのは一杯あります。
今日観に行った「弁天小僧」(白浪五人男)にも、大変有名な台詞があります。
「知らざあ言って聞かせやしょう。
浜の真砂と五右衛門が、歌に残せし盗人の、種は尽きねえ七里ヶ浜、
その白浪の夜働き、以前を言やあ江ノ島で、年季勤めの稚児ヶ淵、
江戸の百味講の蒔銭を、当てに小皿の一文字、百が二百と賽銭の、
くすね銭せえだんだんに、悪事はのぼる上の宮、岩本院で講中の、
枕捜しも度重なり、お手長講と札付きに、とうとう島を追い出され、
それから若衆の美人局、ここやかしこの寺島で、
小耳に聞いた祖父さんの、似ぬ声色で小ゆすりかたり、
名せえ由縁の弁天小僧菊之助たあ、俺がことだ。」
実にすっきりといなせでかっこいい台詞です。
出だしくらいは、お聞きになった事があるかも、知れません。
でも、有名な台詞だから、と言って、必ずしも大向こうから、
「待ってました!」と声がかかる、とは限らない。
役者ですからね、皆さん。
役を振られれば、ちゃんとこなします(笑)
ですが、今現在、この台詞を、正調江戸弁で、
江戸の抑揚で謡うことが出来るのは、尾上菊五郎丈のみ、なんです。
粋な江戸弁で、口跡が良く、声も良い。
尾上菊五郎丈は、そういう役者です。
たぶん、今日初めて歌舞伎を見た方でも、
ちゃんと彼の台詞は、耳に入ったと思います。
歌舞伎の大向こうのご常連方は、そこらの評論家なんぞ、足元にも及ばないくらい、
経験と、見識をお持ちなんでね。
滅多な事じゃ、声かけません(笑)
その彼らをして、「待ってました!」と言わしめるのは、実に大変なことです(笑)
それを、菊五郎丈は、余裕で言わせる(笑)
今日、「待ってました!」の声と、絶妙の間でもって始まった、
「知らざぁ、言って聞かせやしょう~」に、見事に酔っちまいました(爆)
隣で、ましゅまさんも固まってましたよ~(笑)
でも、あまりにラリって、大阪のお嬢さんに電話してしまった・・・。
ごめんね~、迷惑な小母さん達で・・・。
ちなみに、四月大歌舞伎の、「三人吉三巴白浪」の、
お嬢吉三の、(何回もしつこく喚いている(笑))
「月もおぼろに~」の台詞も、
菊五郎丈が、当代一です。これも江戸弁の台詞なのですよ~。
又、「待ってました!」が出るかもね~(笑)
噂の、某ほも歌舞伎を見に行ってきました。
いやあ、ポスターまんま、可愛かったよ、愛ちゃん(笑)
そりゃあ、あの綺麗でかっこいいお染ちゃんが、転ぶ役だもんねv
でもって、ラブシーン強化したってのが・・・(笑)
時代劇に良くある、帯引っ張ってくるくる~~~・・・ってのを、お染ちゃんがやった(爆)
爆笑しっちゃった(笑)
でも、ちょっと気になったことが、三つ。
1、猿之助一門の方々の演技が、ちょっと、違う。
2、東照大権現、っての、皆なんだか分かるか。
3、愛ちゃんとお染ちゃんの仲を、不義密通って言ってるけど、何でそうなるのか皆わかるかな。
(ひょっとすると、不義密通の意味自体、分かるんだろうか(爆))
ま、これは些細な疑問(笑)
歌舞伎には通常無い、カーテンコールとアンコールもありv
お染ちゃんが愛ちゃんの手を引いてアンコールに出てきて、抱き合ったりv
挙句には、腕組んで、ベッタリくっついて、客席に向かって「ばいばいv」ってな感じで
手を振って舞台の袖に去っていきました(笑)
とにもかくにも、楽しい芝居でしたv
さて、明日は、菊五郎の弁天小僧を見に行ってきま~すv